薬膳って何ですか?
お友達とか職場の人に
薬膳の資格取れたんだー(´∀`)
料理苦手だしプロの薬膳の料理を食べてみたいなぁ。
と言ってるせいか、薬膳レストランができると
○○に薬膳の料理屋さんができたんだよ!
行ってみてー
なんて言われます。
んで、ネットとかでチラッとそのお店のメニューをのぞくと、たしかに‘薬膳っぽい’感じの料理の写真が載ってます。
クコの実が散らしてあったり
白いキクラゲが使われてたり
ナツメが飾られていたり
何やら生薬っぽいのもが使われていたり
‘ビジュアル的にそれらしい食材’を使っているところがほとんどのような気がします。それを見るとモヤモヤして
ちょっと待てーーーぃ!!
それは薬膳の本質ではなーい(°Д°)
と思うわけです。
薬膳を本格的に勉強するまで、自分も
‘それっぽい食材を使うこと’
が薬膳料理だと思い込んでましたよ。
でも、違うんです!!!
表題の
‘薬膳って何ですか?’
の問いに答えるなら
からだの調子とか季節に合わせて食材を選ぶこと
だと私は考えています。
食べる人の体調を無視してそれっぽい食材を食べるのは全然薬膳じゃない。
暑いからからだの熱をとる働きのあるトマトとかキュウリを食べるという方がよっぽど薬膳の本質です。
なので、初めから特別な材料を無理して揃える必要なんてないんです。
普段おうちにあるような食材やスーパーで買える食材だけでも、立派な薬膳になるんです。
薬膳を毛嫌いする人に
薬臭い飯なんか食えるか!
なんて言われたこともあります。
薬膳=生薬を使う
って思ってる証拠です。
私自身、香辛料とか香りの強いものが苦手で、パクチーとかハーブの香りの強いものは苦手で食べられないです(^_^;) なので、そういうものはほとんど使いません。
香辛料が苦手な人でも、幼児でも食べられるような薬膳ごはん。
そして、尚且忙しい人でも生活に取り入れやすい。
それが私の目指す薬膳です。