蓮の実
なるべくスーパーで買えるものでのレシピを心がけていますが、蓮の実は取り寄せて手に入れて使っています。
お豆みたいな感じで、煮るとひよこ豆みたいです。
茹でてそのままつまんでもいいし、スープなどに入れてもいいし、うちは娘が食べないのですりつぶしてポタージュとかおやつに混ぜちゃいます。
どんな働きがあるのかというと、「固渋薬」という中医学をやってない人にはよくわかりにくいような言葉で表わされる働きがあるといわれてます。
イメージ的には緩んだものをキュッと締めるような感じです。
例えば、体の気が充分に巡ることで体の液が漏れるのを防いでいるんですが、年を取って気の流れが落ちてくることで押さえきれなくて尿漏れをしてしまったりトイレが近くなったりするのではないかというのが緩んだ状態です。
気血水を補充してもうまく体にとどめておけないとき、固渋薬の出番です。体に留めやすくなるんです。
授乳中の体力が母乳にとられてしまっているときにもおすすめです。
ちなみに蓮の実は安眠食材でもあり、疲れて眠れないようなときにはよく食べます。
ぐっすり眠れておすすめです。
乾燥のものなのですが、あらかじめ水戻しをしておかなくても20-30分煮るだけでほくほくします。まとめて茹でて、写真のように汁ごとタッパーで保存したり、汁ごとフリーザーバッグなどで冷凍しても大丈夫です。
何か眠れないなーというとき、ぜひ試してみてください。