生理前におっぱいが痛くなる方へ
産後しばらくは月経はありません。
出産を機に体質が変わったり、月経がないのでしばらく気付かなかったのですが
2ヶ月続いて同じ時期に乳房痛が出て、乳腺炎になってしまい“肝気鬱血(かんきうっけつ)”という状態になったことにやっと気がつきました。
産後でなくても月経前におっぱいが痛くなる人はこのタイプです。
中医学の鬱は西洋医学の鬱とは違っていて、もっと広い意味で、滞っているときに使います。気は血とか水を動かして巡らせていく役割があるのですが、気が滞ると他のものも滞ってくるのです。
気が滞るというときはストレスがかかっていることが多く、気をうまく流してくれるものを取り入れるのがお勧めです。気を流してくれるものは“理気剤”と言います。
どんなものがいいかというと、香りのいいものが多く
紫蘇や玉ねぎ、らっきょう、かんきつ類、大根、そば、ジャスミン、梅の花、エンドウ豆、バラの花びら、香菜あたりが手に入りやすいものでしょうか。
なんとなく病態が見えてきたので朝は上記の食材で作ってみました。
購読している雑誌に載ってた大根入りのそばがきの、はやそば、と、この前自分で作っておいた紫蘇ジュース。
はやそば
〈分量の目安〉
そば粉 40g
水 120mL
大根 1センチ(繊維を横にしてせん切りに)
麺つゆ 50mL
〈作り方〉
①そば粉に水を入れて混ぜ、てんぷらの衣より少し柔らかめにする。
②フッ素加工の鍋かフライパンに分量外の水50mLを入れて沸騰したら、しゃもじでかき混ぜながら透き通った感じになるまで煉る。初めは強火、焦げそうになったら弱火にする。
③大根を入れて火が通りすぎない程度に混ぜてできあがり。
④器に盛ってめんつゆをかけていただく。
ねぎ、わさび、海苔などをかけてもいいみたい。
ユズ皮を飾りたかったのに切らしてなかったー(泣)
おやつに、あとで散歩がてらオレンジとかミカンを買ってこようっと。
産後、自分の体質が変わっていて、時間があれば中医学の本を読んでいたのですが、読む中で母乳分泌過多の人に良いかもしれないものを見つけました。これから自分で試してみて効いたら書いてみたいと思います。