働くお母さんと、お母さんになりたい女子の薬膳ご飯

2児の母で、産婦人科で働く薬剤師です。中医薬膳師の資格を取りました。育児しながら働きながら、生活に薬膳を取り入れていけるようなブログにしたいと思っています。

ベビーちゃんへの薬の飲ませ方

久しぶりにベビーに薬を飲ませたよ。
私の母が良かれと思って

薬お湯でとかしておいたよ!

と溶かされていたときにはビックリしちゃいました。
ベビーへの薬の飲ませ方について、意外と知らないのかな?と思いました。

今の薬は大人向けでも、粒一つ一つがちゃんと糖でコーティングされてておいしいです。
ただ、お湯で溶いたり水を入れて時間がたつとお薬のまわりの糖が溶けて、薬本来の味が出てきちゃいます。

なので、ベビーにうまく飲ませるコツは、薬に付いてる糖が溶けないうちに口に入れてしまうこと、だと私は思ってます。

お薬をもらうとき薬剤師さんに、

少量の水で溶かして飲ませてください

なんて言われたことはないですか?

少量

って曖昧ですよね。人によって捉え方がちがうから、スプーン一杯でも少量ですし。
私は1~2滴って伝えてます。


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ベビーの薬なんてこんな少しです。
スプーン一杯もなくても水を5滴も入れたらシャバシャバになっちゃいます。


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2滴入れて練った感じなのがこれです。
この状態のものをベビーの頬袋が上顎にグイッと塗っちゃって、おっぱいを一気に飲ませます。そうすると口から漏れてきちゃうことも少ないし、ゆっくり味わってるうちに苦くなることも少ないです。

とにかく、短時間で糖のコーティングが溶けないうちに、が鉄則です。

ミルクに混ぜちゃうとミルクの味が変わって飲まなくなるベビーもいるので、ミルクに混ぜるのはおすすめしません。